SOCIETY FOR HISTORICAL CONSULTING

活動スタンス

 

時代考証学会は市民とともに歩む学会です。

時代考証学会では、学会の活動を広く市民に開き、市民とともに議論をすることを基本方針としています。また、時代劇メディアに関して単に歴史学者の視点から議論するのではなく、時代劇メディアの制作者、そして時代劇メディアを受容する市民の視点を交えて考察しています。時代劇メディアの内容のみならず、時代劇メディアと市民社会との相互影響関係についても考察しています。

時代考証学会はどなたでもご参加いただけます。

時代考証学会には会員制度はありません。そのため、時代劇メディアや時代考証に関心のある方なら、誰でも学会の主催するシンポジウムやサロンにご参加いただけます。イベントの情報は随時ホームページでご案内いたします。また、学会のイベントにご参加いただいた方には、次回以降のイベント情報をメールでご案内いたします。

時代考証学会が扱う時代劇は「大河ドラマ」や「チャンバラ時代劇」だけではありません。

時代劇というと、NHK大河ドラマや江戸時代を舞台にしたチャンバラ時代劇をイメージされる方が多いかもしれません。しかし、時代考証学会が取り上げる時代劇メディアは、それらにとどまるものではありません。ドラマや映画以外にも、歴史上の出来事を取り上げたり、過去の時代を舞台にした作品は、小説、漫画、アニメ、舞台芸術、テレビの歴史教養番組など、多種多様です。また、制作にあたって時代考証が必要という点では、明治以降の近代を扱った作品や、NHK連続テレビ小説のように近過去を扱った作品も、時代劇メディアの範疇に含まれます。また、日本だけでなく様々な地域の時代劇メディアも視野に入れています。時代考証学会では、これらを幅広く取り扱います。