「江戸のイメージ」を、ややもすると固定観念だけで見てはいないだろうか!。江戸の文化や人々の暮らしを、新たな視角からとらえると、「新江戸イメージ」を、ひらくことができると考える。
たとえば、瓦版や高札は誰もが読むことが出来たのだろうか。当時の外国人から見えた人々の文化水準は、どのように映ったのだろうか。
幕末期の「新選組」の実態とは。政変下における「篤姫」の果たした役割、また、「龍馬」の実像とは、どのようなものであったのか。
本書は、NHK大河ドラマ「新選組!」「篤姫」「龍馬伝」の時代考証に携わった執筆者たちが、ドラマ製作でのエピソードや場面設定での考証を通して、史料にもとづく、「新江戸イメージ」を、わかりやすい文章と多くの読み(ルビ)を付して提唱する。
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著者大石学編
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出版社名著出版
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定価本体1,900円+税
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出版年2011年
はじめに…大石学
一 江戸イメージの変化…大石学
二 江戸にもあった政権交代…大石学
三 江戸の教育力…大石 学
四 『新選組!』剣術家集団の実像…三野行徳
五 安政期に政局と大河ドラマ『篤姫』…野本禎司
六 「龍馬が遺したモノ!―ぼくの龍馬・わたしの龍馬・「本物」の龍馬―…佐藤宏之
おわりに…小出英樹